大いなる循環の一部として

 

 4月中旬から5月下旬までの、フランスでの経験について書こうと思う。

 

 この旅では「workaway」というシステム活用した。

 労働と引き換えにホストファミリーが宿泊や食事を提供してくれるというシステムで、観光地をめぐる旅だけではなく、現地で暮らすことを通して、様々な経験をしたり、人々と深く関わりたい方にはとてもおすすめなシステムだと思う。

 

 わたしの滞在先は、自然との繋がりを大切にしたホテルの運営やパーマカルチャー等を実践している場所で、建築中のフロアに、温度を調節するための自然素材を敷き詰める手伝いをさせてもらったり、自然と一体になった庭や畑で、野の花にも植えた植物にも光と風が入りやすいような手入れの仕方や、自宅で作ったコンポストを植物の栄養として提供する方法を教えてもらったり。また、わたしの滞在中にホストファミリーが企画する音楽とダンスのイベントが開催され、そのお手伝いをしながら、人々が音やリズムを大いに楽しむ様子も拝見した。

 

 そして、木々の共生的ネットワークを学ぶワークショップにも連れていってもらい、地下に張り巡らされた根のネットワークが菌類と協働して、全樹木種の間で水、炭素、栄養を動かし、協力しあって生きているということが研究を通して明らかになっていることも知った。

 

 毎日が珠玉の経験に溢れていた。

 こんな珠玉の経験の日々が送れたのは、ホストファミリーのみなさんがいつもわたしに、「あなたは今日何がしたい?何をすることがあなたの喜びになる?」と、わたしの経験をいつもサポートしてくれ、ともに喜びあってくれたからだ。

 

 わたしは、この旅を通して、共に生きることの喜びを体感した。

 毎日深呼吸をし木々に話しかけながら散歩した森、目の前に広がる日々移り変わる野の花の色、たくさん心で対話した人々との出会い。

 自然とも人とも共に今を味わい、そして、互いを尊び喜び合う豊かな循環の体験は、わたしのこれからの人生の礎となり、自分を自然や宇宙の大きな循環の一部として還元し循環できる生き方に挑戦していこうと考えている。

 

 

 

 

 

 

 

 ☆お知らせ☆

 ライフスタイルの考え方の変化により、約2年間実践させていただいた、「にじ」の心理カウンセリング・セラピーは今月末(2018年6月末日)で一旦終了する予定にしています。

 応援してくださってほんとうにありがとうございました。

 にじを通して出会った愛おしい皆さまが、これからも美しい人生を歩まれることを祈っています。

 ほんとうにありがとうございました。